オーガニック事業

工房の「工（たくみ）」を、あえて「香（かおり）」にしています。

味はもちろん、香りも重視しながら安心・安全な珈琲と紅茶をお届けしています。
東海地方を中心に全国の百貨店催事販売を行っており、焙煎仕立ての珈琲を中心に販売していますので、是非とも足をお運び願います。
またインターネット販売も行っておりますので、是非ご利用ください。

近年オーガニック（有機）商品が多数ございますが、残念ながらそれら全てが良品とは限りません。
オーガニック認証はとても厳しい基準下で行われていますが、実は、味・香り・見た目などは選考基準に影響を与えておりません。
弊社は、大変なご苦労をされ有機JAS認証を取得し、さらには味・香り・見た目までも徹底して追及している企業様と共に、真面目に品質の良いオーガニック商品の販売を行っております。
ご共感頂けるお客様からのご注文、心よりお待ち申し上げております。

－　生豆について　－

当店が取り扱う有機JAS認証生豆の全てに共通することとして、品種ごとに生豆のサイズを揃えています。
これにより焙煎時の焼きムラを防ぐことができ、珈琲の味・香りを高レベルに保つことが可能になります。
また「欠点豆」と言われる腐敗臭やカビ臭の原因となる豆も全て手作業にて丁寧に取り除いております。
有機生豆は世界的に大変貴重なものですので、徹底した管理の下で使われることが望ましいと当店は考えています。

－　焙煎から袋詰め　－

一般的な焙煎方法の2～3倍の手間と時間をかけて「2度焙煎」をおこないます。
1度目の焙煎では生豆に軽く熱を通し、規定の水分値にします。この作業は酸味の少ないスッキリとした珈琲を作り上げるために必要です。
2度目の焙煎はじっくりと時間をかけて仕上げの焙煎をおこないます。この作業は珈琲特有の渋味や酸味を抑え、まろやかで香り高い本格的な味に仕上げます。
焙煎後には、シルバースキンと呼ばれる珈琲の皮（銀皮）をできるだけ取り除くことで、独特の雑味（えぐみ）や酸味を限りなく少なくしています。

－　挽き方　－

珈琲を豆のまま購入されるお客様には無用な話にはなりますが、当店では挽き方にもこだわっております。
珈琲は微粉が少ないほど良いとされているため、グラインド方式と呼ばれる均一に挽く事ができる「ミル」を採用しています。
このマシンは、挽く際に出る熱による劣化を防ぐとともに綺麗な粉にすることができます。
また当店では「中挽き」のみのお渡しをおこなっております。これは中まで均一に焙煎している豆をより美味しく召し上がっていただくためのサイズになりますので、是非一度お試し頂ければ幸いです。

－　農園　－

弊社仕入れの有機（オーガニック）紅茶の農園栽培者は1987年に有機認証を行うドイツの認証団体【Naturland】によって世界で初めてオーガニック茶園として認定を受けております。

以後、オーガニック茶園は、世界的な有機栽培調査・証明・格付機関を行うスイスの【IMO】の検査を毎年パスし、さらにはドイツの【Naturland】はもちろんですが、オーストラリアで唯一の有機認証機関【NASSA】の有機認証も取得し続けています。

－　特長　－

弊社商品は通常の茶葉の状態でも販売をしていますが、近年の顧客ニーズに対応すべく【テトラ型 ティーバッグ】タイプを採用しています。
この商品はとうもろこしの澱粉から作られたフィルター（テトラティーバッグ）になっており、最終的には水と炭酸ガスに分解されます。

また、大きめのテトラ型（三角錐）にする事で抽出時のフィルター内でのジャンピング（茶葉が対流を起こす）を可能にしました。
近年、テトラ型ティーバッグが市場に出回るようになってきましたが、弊社では発売当初よりこの現象に着目し、コスト面での影響よりもお客様へ美味しい商品を飲んで頂くことを重点に製品作りをしておりました。

－　品質面　－

紅茶栽培圃場（農園）及び、貿易・管理・小分けにいたる全てにおいて「トレサビリィティー（物品の流通経路を生産段階から最終消費段階、あるいは廃棄段階まで追跡が可能な状態）」を明確にしております。